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2020年9月3日（木）撮影。 東海道新幹線米原駅～岐阜羽島駅間の関ヶ原地域を過ぎる際に、北側に一際高い伊吹山がある。登山として有名だが、ここを奥伊吹に向かっていくのがこの曲谷線である。 かつては近江長岡駅から鉄道の引き込み線も存在した住友大阪セメント伊吹工場や、セメントの原料となる採石場、また、伊吹山登山口から三合目までアクセスできるゴンドラなどで昭和期は栄えていたが、いずれも平成期に廃止や休止となり、この曲谷線も、伊吹最奥の集落まで行くのは僅かな数にまで減ってしまった。 姉川に沿って山間に行くのだが、県道40号線の終点は奥伊吹スキー場のため人の往来はあるのだが、途中の集落は過疎地域となり、学校は全て廃校となってしまっている。重要文化的景観として国が指定しているほどの風景だが、それがいつまで維持できるのだろうか。 ROUTE MAP (路線図) https://bit.ly/2Dwfqd5